リングウッダイト ringwoodite

リングウッダイト(リングウッド石, ringwoodite)はMg2SiO4という組成を持ち立方晶系の珪酸塩鉱物の1種。

リングウッダイト

リングウッダイトの特徴

リングウッダイトはスピネル型結晶構造をもち、スピネルスーパーグループウルボスピネルサブグループに属する。

マントルは大部分がかんらん岩の組成を持っており、上部マントルでは主に苦土かんらん石から構成されている。苦土かんらん石は深さ660 km付近まではウォズレアイト、リングウッダイトという結晶構造の異なる同質異像の鉱物に変化する。
それよりも深くなると、
Mg2SiO4 → MgO + MgSiO3
という反応で分解し、ペリクレースブリッジマナイトになる(文献[1][2][3])。

関連項目

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