ジンバブエ紀行2015
ジンバブエの地方都市の様子
ジンバブエの首都ハラレはけっこう発展していますが、それ以外の地方都市はだいぶ様子が異なります。 大抵の場合、高層ビルのようなものはあっても数件程度、普通は平たい3階建てまでの建物からなる街であることが多いです。 雰囲気も街によってけっこう異なる気がしました。
まずはジンバブエ中央付近にあるGweruの様子。ジンバブエの都市の中では大きさで言うとたぶん5番目以降くらいの街です。 中心部には時計塔があったりします。石造り風の官庁舎やホテルがあったりしますが、1本裏側に行くと大衆向けのバザールのようになっています。
続いてこちらは首都ハラレの西側に位置するチノイChinhoyiの様子。 街の大きさとしてはかなり小さい部類だが、首都から近いのと、Chinhoyi Universiy of Technologyという大学があるということもあり、 街の雰囲気はGweruよりは落ち着いていて安心感がありました。 右側はジンバブエの代表的なスーパーOKの様子。 ジンバブエで最も多いスーパーはおそらくSPARという南アフリカにも展開しているスーパーですが、 このOKの方が品揃えは豊富で品質も良い物が売られていました。
スーパーの中の様子。撮影していると店員に怒られるのでこっそりと2枚だけ。
2000年代の経済危機の際のは棚がすっからかんで品物が手に入らない様子が報道されていましたが、今ではその時の様子は全くありません。
野菜・果物・パン・肉類・缶詰何でも食品は手に入ります。タイ米ですがコメも売られていました。
パンはベーカリーがありその場で焼いて売っているスーパーも多いです。
オススメは生クリームを挟んだコッペパン状のドーナツです。シンプルで日本のドーナツにも遜色なく、甘すぎず優しい味で美味しいです。
お惣菜売り場を兼ね備えたスーパーも多く、チキングリルのようなものや、サラダ、さらには中華料理まで売っているところもあります。
チノイのOKでは食料品だけでなく、文房具やその他日用品全般の取り扱いもあって、日本の普通の街にある中規模スーパーと変わらぬ感覚で買い物できました。
中央部やや南東にあるマシンゴMasvingo近くのサービスエリアにいた高校生たちの様子です。 ジンバブエの学校は制服が着用されており、どこもイギリス風です。日本人ならハリー・ポッターを思い浮かべるようなデザインです。 スタイルのよく、原色のデザインも似合うので、黒人が着こなしているとかっこいいです。 ごく一部の富裕層だけが通う、という感じでもなく、比較的いろんな場所でこのようなちゃんとした制服を着て通学する生徒を見かけました。
左の写真は、ハラレから数十km離れた場所にあったサイロ。
最近は農業政策の失敗が続いているらしいジンバブエですが、もとより大規模農場による農業国でもあったジンバブエでは
このような大型のサイロがいたるところにあります。
右側は鉱山街であるShurugwiの街の様子。
Gweruから約30kmのところにあるShurugwiの近くにはいくつもの金・プラチナ・クロムなどの鉱山があります。
多くの鉱山労働者やその関係者などが暮らしているのでしょう。小さな町ですがとても賑わっていました。
Shurugwiの商店の様子。このような街では食料品や日用品はもちろん、自動車のスペアパーツや電気製品などまでさまざまな商店が立ち並びます。