ジンバブエ紀行2015

ジンバブエ旅行情報2015

21世紀最大のインフレーションと経済不安で話題になったアフリカ南部の国家・Zimbabweジンバブエ。 2015年現在もムガベ大統領による独裁政権が続いています。 2015年8月、ジンバブエにて地質調査を行うために約2週間滞在しました。 メディアで話題になっているような不安定で危険な国という印象とは異なり、すでに経済も人々の生活も安定した状況でした。 このサイトでは、自らの経験を現地での写真とともに紹介したいと思います。

ムガベ独裁政権

ロバートムガベ ムガベ独裁政権
1987年よりジンバブエ共和国の大統領で在り続けているロバートムガベ氏は、2015年現在93歳に。 白人追放政策などの強権的な政策により国際的な非難を浴び、ジンバブエ国内の経済的混乱をもたらしました。 現在、ジンバブエの政情は安定していますが、ムガベ大統領の独裁政権は続いています。 とはいえ、通常イメージする独裁国家とは異なり、旅行する分には何も影響しませんし、すごくユルい雰囲気が伝わってきます…

通貨と経済事情 ジンバブエドル廃止以降

通貨と経済事情 ジンバブエドル廃止以降 2000年代末、ムガベ大統領の無茶苦茶な独裁政治により崩壊した経済により、ハイパーインフレーションに見舞われたジンバブエ。 ◯兆ジンバブエドル札などというとんでもない金額の紙幣が発行され、子供が札束で積み木遊びをしている様子などが報じられました。 後にUSドルやその他の国の通貨が法定通貨として認められ、現在では完全にジンバブエドルは廃止、経済はUSドルのみで回っています。

ジンバブエの食事

ジンバブエの食事
日本人の多くはアフリカの食事は貧しい、と勝手に思い込んでいるようですが、ジンバブエの食事は全く悪くありません。 フライドチキンやピザのファストフードは各都市に最低1件はあり、その他の飯屋では肉とポテトと野菜が食べられます。 特にポテトの値段は安くクォリティは全般にとても高いです。 伝統のスターチ(でんぷん粉)を練って蒸かしたSadzaの味はすいとんのようで悪くなく、とても腹にたまります。 生野菜や果物を食べても腹を下したりせず大丈夫でした。

ジンバブエのクルマ事情 車両・道路・ガソリン

ジンバブエのクルマ事情 車両・道路・ガソリン 2000年代末には経済的混乱に伴い、ガソリンの入手も危ぶまれていたジンバブエですが、現在では安定して供給されています。 ただし値段は隣接する南アフリカと比べて若干高いです。 道路は基本的に2車線道路で幹線道路は舗装されています。一部の道路は舗装が

ジンバブエの首都ハラレHarareの様子

2015年ジンバブエの首都ハラレHarareの様子 首都ハラレの中心街の様子を撮影しました。主にクルマで移動しながら車窓を撮ったものですが、 中心街は高層ビルも立ち並び、雰囲気としてはアメリカの地方都市くらいの感じです。 スーツ姿のビジネスマンが目立ちます。高そうなスーツをビシッと着てます。 女性も多いです。治安の悪い様子は余りありませんが、物乞いの子供が信号待ちの時にチラホラ来たりはします。

地方都市の様子 チノイChinhoyi、グウェルGweru、バイトブリッジBeitbridge

ジンバブエの地方都市の様子 ジンバブエの首都ハラレはけっこう発展していますが、それ以外の地方都市はだいぶ様子が異なります。 大抵の場合、高層ビルのようなものはあっても数件程度、普通は平たい3階建てまでの建物からなる街であることが多いです。 雰囲気も街によってけっこう異なる気がしました。

ジンバブエの田舎村の様子

ジンバブエの田舎村の様子 ジンバブエでは都市部と農村部の発展具合の違いがものすごく大きいです。 農村部では大半の家庭では円筒形の土壁に茅葺き屋根のような草の屋根の家で暮らしています。 幹線道路の脇にそういった集落を多数見ることができます。 今回、地質調査の際には露頭を探してそのような集落の中もいくつか入りました。 いちおう他人の暮らしている家なのであんまりバシバシ写真撮るのは遠慮してしまいましたが、ここである程度の様子が分かる写真を載せたいと思います。