ジンバブエ紀行2015
ジンバブエの食事
ジンバブエでの食事は文明的なものがどこでも食べることができます。
主要な都市や幹線道路沿いでは、ハンバーガーやパン、果物、飲み物などがどこでも手に入ります。
主にチキンとポテトが安くて旨いです。牛肉は安いですが、干し肉のようになったカッスカスの肉が出てくることもあり、
顎の鍛錬には調度良いでしょう…
その他安全性については特には問題は起こりませんでした。スーパーで買った果物や店で出されるサラダも、そのまま何も問題なく食べられます。
ジンバブエの代表的なファストフード、チキンインChickin Inn。中規模以上の街なら最低1件は存在します。 常にPizza Innというピザのファストフードと共に営業しています。 類似のファストフードにChickin Sliceというのもあり、そちらもPizza Sliceとセットで店を営んでいます。 店内はとても清潔です。一部、大きな街中の店舗では人が混みいっていて若干柄の悪さがあります。 写真は郊外の幹線道路沿いのパーキングエリアにあった店舗です。
価格設定としてはアメリカのファストフードと同じか若干安いくらいです。
ハンバーガーのセットで5~8ドル程度。
写真はフライドチキン3Pとポテトのセットで、これで5ドルちょうど。
フライドチキンは味もよく、サイズもかなり大きいです。
アメリカや日本との違いは、チキンの部位が整っておらず、手羽の他にもいろんな部位がテキトーに入って出てきます。
小骨がやたら多いです。日本人が焼き魚を食べるの上手くなるのと同じように、
ジンバブエ人はこういうチキンを上手に食べてました。
あと、一度、夜7時過ぎくらいに晩飯を買いに行ったらハンバーガーの注文に対して
「パンが売り切れたのでハンバーガーはもうあと2個しか売れない」と言われてチキンのファミリーパックを買わざる得なくなったこともありました。
こちらはジンバブエの首都ハラレ中心街で、現地の地質調査所の人にオススメされたNandosというチキンのお店です。 カウンターで注文をとってから調理する方式、ファストフードではないみたいです。 チキングリルにポテト、野菜、あと米などという選択肢もありました。
Nandosの料理の様子、このチキンとポテトに缶のコーラーのセットで5ドルという破格の安さ!!
そして味もとてもよかったです。チキンもジューシーでした。
右側の写真は、野菜スープとして注文したら出てきたものです。飲む部分がほとんど無くて、
野菜の煮物みたいな感じでした。味付けは旨味があって良かったですが、かなりスパイシーで、ポテトと一緒に食べてちょうどよいくらい。
ジンバブエで食べたものの中でNandosが一番美味しかったかもしれません。大満足でした。
こちらはホテルの中のレストランで注文した夕食の様子。
画像が暗いのはホテルの照明がくらいから。基本的にジンバブエの照明はとても少なくて暗いし、夕時は需要過多でたまに停電します。
左側がポークチョップス、右側はHakeという白身魚。いずれも値段は9ドル。
こういう食事の時、主食はポテト、コメ、あとは後述のサッザからの選択が多いです。
コメはごく一般のタイ米のようなコメですが、日本人にはこういうコメでも食べられるとありがたいものです。
ポークにしてもビーフにしても、かなりウェルダンにして供されます。
この国の肉の安全性から考えると、こういう文化になっているようです。
味はシンプルで、コメのおかずとして食べるにも違和感のない味付けでした。
左の写真はジンバブエで広く出回っているビール、キャッスルとライオンです。
キャッスルは南アフリカで一般的なビールで、ジンバブエでも広く飲まれています。
ラガービールで、キリンのようで美味しいです。
ライオンの方はかなり辛口なビールで、味は薄めです。
他にザンベジというビールもあって、こちらもけっこう辛口でした。
右側はポテトとサラダを追加注文したら出てきたものです。これで1.5ドルしかしません。
ポテトはジンバブエのどこにいっても安くてクォリティが高いです。日本でこの値段でこのポテト食べれたら大歓喜です。
サラダの生野菜は食べても安全性に問題はありませんでした。
そしてこれがジンバブエの伝統的な主食、サッザSadza。スターチなどのでんぷんを水で練って蒸したものです。 食感としては粘り気の少ないすいとん、というような感じで、日本人の口にも合うかと思います。 ただし密度が高くて、ものすごく腹にたまります。ジンバブエ人は皆、これを食べないと元気が出ない、というのがなんかわかる気がします。 店ではジンバブエ人もフォークなどで食べてましたが、通常、家庭では手づかみで食べるそうです。 また、スープに入れて食べるのも普通だそうで、次回はそういう家庭的な食べ方もどこかで試してみたいものです。