青色片岩 blue schist

青色片岩(せいしょくへんがん, ブルーシスト, blue schist)とは藍閃石などのナトリウムに富み青色を呈する角閃石を含んだ結晶片岩。 沈み込み帯のスラブ上面のように低温高圧環境での変成作用に特徴的な変成岩。 原岩は玄武岩などの苦鉄質岩で、温度200-500℃、圧力0.6-1.2GPa(深さにして20-40 km)の条件で形成される。
日本では三波川変成帯や黒瀬川帯などから産する。
青色片岩の主な構成鉱物は、藍閃石リーベック閃石などのナトリウムを含む角閃石の他、ローソン石ヒスイ輝石ソーダ雲母緑泥石霰石などを含む。
青色片岩(東京都日の出町) ブルーシスト、藍閃石片岩
青色片岩(東京都日の出町)、画像幅約15cm

関連項目

planetscope岩石鉱物詳解図鑑

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