薩摩硫黄島の沿岸 船上からの眺め
Coast of Satsuma-Iojima Island - View from the ship
巡検の概要
薩摩硫黄島(さつまいおうじま)は鹿児島港からフェリーで4時間ほど行った先にある大隅諸島の火山島です。 住所でいうと、鹿児島県鹿児島郡三島村という村になります。 その名の通り、1964年までは硫黄鉱山の採掘で賑わっていた島で、閉山以降も盛んな噴気活動で自然硫黄が形成されつつあります。
↓薩摩硫黄島への到着日は曇り時々雨という荒天でした。フェリーが出航するかどうかも怪しい中で、大きく揺れながらの到着でした。
雲の中から悠然と現れる薩摩硫黄島の姿が格好良かった!
↓「雲の生まれる場所」とでも表現したくなる光景。薩摩硫黄島のメイン火山体である硫黄岳のそこかしこから噴気が湧き上がっています。
↓噴気孔のアップ。黄色い自然硫黄がたくさん生じている。
以下に動画を載せます。風強く波高く…揺れまくるし騒音大きいしな動画ですが、ぜひ。
そして薩摩硫黄島への入港の様子が以下の動画です。
↓こちらは帰りの日の様子。今度は晴天で波も強くなく、春の良い天気でした。
手前の緑に覆われた山が稲村岳、奥が硫黄岳です。
硫黄岳のアップ。猛々しい姿です。
↓そして薩摩硫黄島の港の様子。港内に流入している鉄分に富んだ温泉水起源の茶色い水と、外部の海水の境界線。
↓以下は漁船で南東側の海岸を観察した様子です。
↓薩摩硫黄島の港を出てすぐに、東温泉が見えます。
入浴してる人がいたら丸見えですね…w
↓硫黄岳の南岸には、切り立つ流紋岩の露頭がたくさん見られます。
↓硫黄岳の南岸には、ところどころに噴気地帯があり、岸壁が黄色く染まっている。
↓噴気の影響で岩石が変質しているせいか、海蝕洞となっている部分もありました。
↓噴気口となっている海蝕洞の内部の様子。奥の方まで続いている模様。