ラブラドライト(曹灰長石, そうかいちょうせき, labradorite)は
斜長石(
灰長石anorthiteと
曹長石albite)のうち、Ab
50-30An
50-70という組成 を持つものの呼称。化学式で表すと、(Na
x, Ca
1-x)Al
1-x Si
2+x O
8(x = 0.5-0.3)となる。三斜晶系。現在では正式には用いられず、灰長石として扱われる。
ラブラドライトはマイクロメートルスケールの繰り返し双晶を持つことで、薄膜干渉による青色、黄色、オレンジ色などの閃光を放つことがある。美しい閃光を放つものは「ラブラドライト」という名称で宝飾品として用いられる。