恒星の中心温度を推定する

(問題)
問1)太陽内部の密度が中心からの距離の1次関数で表されるとし、表面では0であるとする。この時、太陽の中心温度をおおまかに推定せよ。
問2)太陽質量の2倍と、6倍の質量を持つ2つの構成があり、それらの半径はそれぞれ太陽半径の1.7倍、4倍であるとする。これらの星の構成成分は水素だけであるとし、それが完全に電離しているとする。このとき、これらの星の中心温度を大まかに推定せよ。

(ポイント)
太陽の中心温度の推定は様々な方法がありますが、この問題は極めて簡単化した方法でおおよそのケタを知る事を目的としています。天文学や惑星科学ではこのような大まかな推定で絞り込んでから徐々に細かい条件を付け加えていくということもよく行われています。
こういった推定の問題は、出題者の意図によって解答がまちまちですから、しっかりと講義を聞いて手法を学ぶことが重要になります。ここではあくまで参考としての一例を挙げますが、ほかにも手法や近似方法はたくさんあるでしょう。

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恒星の中心温度を推定する-実際のパラメータの値を代入して計算

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