Fyfe(1978) "The evolution of the Earth's crust: modern plate tectonics to ancient hot spot tectonics?"
"地球地殻の進化: 現代のプレートテクトニクスと地球史初期におけるホットスポットテクトニクス(?)"
論文概要
Fyfe, W. S. (1978). The evolution of the Earth's crust: modern plate tectonics to ancient hot spot tectonics?.Chemical Geology, 23(1), 89-114.
地殻の形成と破壊に関する当時のモデルをレビューした論文である。主な主張は以下のとおり(アブストラクトより)
・水圏と沈み込みの連動による大陸の削剥は強調すべきである。
・新しい海洋地殻の対流による冷却は地球化学的なサイクルにおける主要なプロセスである。
・大陸地殻が付加したか侵食したかは、堆積物の沈み込み量によって支配される。
・大陸地殻進化のモデルをレビューしたところ、過去において海水と火山活動の相互作用がより強く効いていたことが示唆された。
・マントル由来のマグマがモホ面付近に停滞する時に、大規模な混合プロセスが大陸地殻の下底付近で起きていたことを提案し、
さらにこの混合プロセスは花崗岩質マグマに一般的な地球化学的特徴と対応する。
・一般的に、地球史初期は現在のような海洋底拡大に比べてホットスポットのような活動が支配的だったのではなかろうか、と推測した。
解説
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- 11. Condie(1998)
- 12. Komiya (2011)
概要
大陸地殻からなります。
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