2-2. ジルコンのルテチウム‐ハフニウムLu-Hf同位体分析
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ルテチウム176は半減期378億年の放射壊変(β崩壊)によりハフニウム176になる放射性同位体である。 ルテチウムLuは希土類元素で最も重いランタノイドである。ジルコンにはppmのオーダーで含有される。 それに比べると、ハフニウムは周期表においてジルコニウムの真下に並ぶ元素で、両者の化学的性質がよく似ているため、ジルコンにはハフニウムが最大数%のオーダーで含まれる。
さて、ここで登場する同位体は、主に3つ、176Lu、176Lu176Lu