学振DC面接 体験内容
学振DC2で面接まで行き、なんとか内定したのでせっかくだから面接の時の様子とかをメモしておきます。
この記事は、学振面接の流れがどのようなものであったかを記すことを目的としています。
学振面接のコツや中身については他所のサイトでも沢山解説されているので、本記事では扱いません。
1. まず会場の様子
会場は 第40新井ビルです。四ツ谷駅か麹町駅からとても近く、周りにはコンビニなどもたくさんある便利な場所です。
入ってすぐのエレベーターで3階に上がります。
3階の様子を記憶を辿りに見取り図を描くと以下のような感じでした。
記憶がやや曖昧なので多少違うかもしれませんが、建物の雰囲気はあってるはずです。
面接室前のピンクの四角は椅子2,3個程度が置かれていることを表してます。
2. 到着から待機まで
エレベータをおりて目の前に長机1台分の受付があり、職員の人が居ます。 確認作業などを適当に済ませると、下に示すような注意事項の書かれた表裏1枚A4の紙を渡され、エレベータ奥の待合室に行くように指示されます。
待合室は中くらい講義室のような部屋を利用したものです。
2,3人が並んで座れるような長机が3行6列くらい並んでいる部屋です。(上図の灰色の四角)
部屋の片隅にまた受付があり、数人の職員が待機しています。
確か、ここの人にスライドのコピーを渡したと思います。
部屋の後方に面接で使うのと同型のプロジェクターが置いてあり(上図の紫色の四角)、面接者がここで代わる代わるスライドのチェックをしています。
この時、自分のスライドが他の面接者に丸見えになると同時に、他の面接者のスライドが丸見えです。
「他の人のスライドすごいなあ」とか、けっこうプレッシャーを受けますが、動じないように頑張りましょう。
3. 面接開始
時間になると、職員が面接を開始するので着席するようにと指示をします。 そこから順番に面接室に呼び出されていきます。
すぐに面接をする人だけが待合室から呼び出されるのではなく、次の2,3人までが呼び出されます。
その2,3人は廊下の椅子に座って面接を待機します(上図のピンク色の四角)。
ここではPCとパワポを立ち上げた状態ですぐに面接が始められるように待機してます。
当然ですが、みんな不安そうな顔をして自分のPCに見入ってます。
僕はどうだったかって言うと、1個前の面接者が自分と似た分野だったので、「がんばってくださいねー次は学会で会いましょうww」なんて少し無駄話したりしてたくらいでしたw
廊下には職員が立っており、面接が終わった人とこれから面接する人がチートをしないように(?)見張ってます。
粛々と手際よく面接が進んでいきます。 自分の番が来たら、粛々と部屋に入ります。 PCを立ち上げた状態で面接室に入るので、カバンとかは職員が持ってくれます。 就活とかで面接室に入るにはノックがどうのこうのだの一礼するだのなんだのっていう文化があるみたいですが、 そんな非合理的なことをする必要はないくらい粛々と進んでいくので安心してください。
面接官は老教授風の2人と若手研究者2人でした。
うち1人は知っている若手研究者(そこそこ有名人)だったのですが、それ以外は誰も知らない人でした。
老教授風の1人が僕の担当者だったらしく、ほとんどそのおじいさんが質問するだけで、他の人達は黙って頷いたりチェックシートへの記入をしてたりしました。
僕の面接の場合は、質問もリーズナブルで想定していたものだったので、順調に終わりました。
他のサイトでたまに見るような。威圧的だったり意地悪だったりするような質問はありませんでした。
この辺の人選や雰囲気は分野によって大きく違うのかもしれません。
4. 面接終了
時間が来て面接が終了すると、余韻に浸る間もなく素早く会場を追い出されます。 不正防止などを考えると当然ですね。 上の見取り図で示したように、会場はロの字型に部屋が並んでいるフロアなので、面接者は待合室を一旦出たらそっち方向に行かずにエレベータに帰れるようになっています。 逆に言うと待合室にいる限り面接終了した人とは接触しません。
以上、記憶の限り学振面接の様子を書き起こしてみました。 これから学振で面接を受ける人の参考になれば幸いです。